データ復旧・データ消去技能者の個人ブログ

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遺品のパソコンとデジタル終活

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終活 - 人生の終わりのための活動

「終活」と言う聞きなれない言葉を耳にし「デジタル終活」について自分の経験を元にいろいろと考えてみる。

はじめに

「故人の希望を尊重すべきなのか?それとも遺族か?」

が最大のテーマになる。まずは以下を読んでから当ブログを読む方が良いのかもしれない。

zakzak 週間Q&A

故人の希望は尊重しなければいけない?

パソコンの終活

自分も将来 「終活をする」「終活される」日が来るのであろう。デジタル終活における自分のパソコンやスマホは子供達に手渡され、自分のプライバシーのアクセス権を彼ら彼女に委ねられる。

家族にオープンな当事者とするとあまり隠しているデータはないのだが、他の人はそうも行かない。人間誰しも人には言えない1つや2つの秘密があるはず。それがパソコン・スマホ・携帯電話の中に潜んでいる。

私も実際に喪主を務めた事があるが、デジタル終活の際には「プライバシー」「個人の尊厳」の2つが大きく関わる様だ。家族、親戚が集まり 故人の事を思いながら、これから続く「家」の為に話し合い、最善と思われる方法を考える。

デジタル終活について

「デジタルデータの終活=デジタル終活??」

と思っていたら、すでに言葉としては存在していた。色々と調べて見たところ、すでにデジタル終活についての話題が多く出ていたのでサイトを抜粋。

dot.Asahi

「デジタル終活」の悲劇…長年の浮気が発覚した!!

上記における記事の2chの反応

ガジェット通信

死後のデータ処分を仲介する「デジタル終活」がランクイン オールアバウトが「国民の決断2014」発表

日刊SPA

「デジタル終活」のタグ

「ラストメッセージ」

素晴らしいサービスだと思いました。残念な事にサービスが終了となっていますが。

ASCII

PCやスマホで遺言を動画に残すサービス「ラストメッセージ」

東京IT新聞

死後のデジタルデータが不安 そんな悩みを解消する無料の新サービス考案

データ復旧の現場にも実は終活に関わる依頼が来ている。

この件を自分の経験と、そして社員に聞いてみた所、意外に皆 経験しているそうだ。

ケース1:故人のパスワード解析の依頼

パスワードの解析はデータサルベージでは基本的に法人以外の依頼は受けてはいない。理由は盗品を持ち込もうとしている問い合わせもあったからだ。しかし、故人のパソコンからと言う事であれば身分証明をして貰う事で引き受けるケースがある。OSのパスワードはもちろん、ハードディスクにおけるATAパスワードのロックなどが主となるものだ。

ケース2:連絡先が必要

このケースは実際に自分も経験をした。東日本大震災で持ち込まれたパソコンの中には、遺族となってしまった家族が、故人の知人達の連絡帳がなかった為に津波で水没されたパソコンのデータ救出に声がかかった。データの救出を行い、依頼主から涙ながらに感謝頂いたのは今でも脳裏に焼き付いている。

ケース3:遺族と故人の思い出

実家へ帰り家族と話をするとこんな話が良く出てくる。

「あの頃は 勇人 は あんなん だった(笑)」

ふとあんな状況だった自分を振り返る。それは写真。自分が撮った写真。家族を自分が取った写真。「こんな写真を撮ってたの?(笑)」と言われ、写真は故人と遺族を結ぶ、デジタルデータとして大きな存在となっている様な気がする。

ケース4:遺産、遺言、相続に関わるエビデンス

法の専門家の方々には良く来る話。

デジタルデータの遺品についてGoogleで調べてみた。

デジタル終活がなされなかったデジタル遺品については、圧倒的に個人の「プライバシーを尊重すべき」と言う意見が多い。

絶望のデジタル遺品

インターネットキャッシュ

オンラインであれば、SNSをはじめインターネットに残したブログなどがこれに該当すると思う。私のFaceBook知人も故人となられた人がいるが未だにそのアカウントは健在している。とある知人は遺族の方が最後に書き込む。とある知人のロールは非常に辛い。

親族間紛争におけるデジタルなエビデンス(電子証拠)

ワード、メール、エクセルなどなど。遺族にとっては絶望的なデータです。はい(コメントしません)

産経デジタル 終活WEB ソナエ

死後のインターネット

希望あるデジタルデータの遺品

デジタル遺品と書けば良いのかな。デジタル遺品からデータを復旧する事での喜びもある。昨年2014年 年末のニュースだが、遺品となったNICONのデジタルカメラから写真が救出された事。自分もかなり歓喜させてもらったニュースであった。

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Yahoo!ニュース - 1日だけ写真見られた遺品カメラ、よみがえった (読売新聞)

かく言う自分も亡き父のデジタルカメラから削除データを復旧させ、ファインダー越しに撮った父から見る孫の写真を自分の家族で笑いながら見た事は一生忘れられない。父が使っていたパソコンが今も手元にあるのなら、父が残した孫を撮影する写真の価値は自分にとって計り知れない。
(お父さん ごめんなさい m(__)m)

まとめ

ちょうど、社員たちと食事をするとこの難題について語る事がしばしばあった。サービス化をしたいなと思っていたので早速サービス化。

データを取り扱う事に長けているデータサルベージだからこそ「解析、復旧、救出、選定、納品」が出来るサービスだと思ったからである。

「LXXE」デジタル遺品整理・デジタル終活サポート

データサルベージ社によるデジタル遺品整理・デジタル終活サービス


 

参考サイト:

産経デジタル 終活WEB ソナエ

終活が個人情報流出を防ぐ!

遺品としてのデジタルデータ

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