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HDDにおける磁気記録-飽和磁気記録とA-D変換、上書き消去の概略

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飽和磁気記録とA-D変換、上書き消去の概略

基本的なHDDヘッドのRead波形

プラッタ上に書かれているデータは、初めから”0”、”1”だと思っている人が大部分だと思いますが、それは「間違い」です。アナログ信号を、微分回路と積分回路の組み合わせで、論理判定を行い、“0”、”1”に変換しています。

微分値≒0と積分値>|0.5|⇒”1”

微分値≒0と積分値<|0.5|⇒”0”

ヘッド出力が減少すると、 ”1”⇒”0” に化けてしまいます!

上書きの影響

HDDには、消去ヘッドが無いので、消去を行うことなく、いきなり新規のデータを上書を行います。ですから、N、Sの何れかの飽和磁気しか書くことは出来ません。

古いデータは、約1/20~1/30に減少しますが、残留磁気として存在し、Read波形を歪ませます。

その歪部分だけを取り出すことが出来れば、データ復旧することが、理論的には可能といえます。

但し、ヘッドとプラッタ(ゾーン)の個々の特性に合わせたフィルターを作成する必要があります。

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