データ復旧・データ消去技能者の個人ブログ

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忘れられないパイ包みのスープ

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家内の誕生日と言うことで ビュッフェに行って来た。ホテルでの洋食は、和食屋好きの僕として苦手だけど「ママがあそこに行って見たい!」と言うので行って見た。

東京ベイを囲む光を楽しみながらのビュッフェが 、家族5人で押しかければ「食べ放題 会場」に変わったのは言うまでもない。
二人だったら良いが、ホテルで許可を貰ったと言えど 子供3人をあやしながらじゃ ママとパパの良い雰囲気が作れていないのが今回の背景。

そこで 一番最初に出されたこのパイ包みのスープ。

これが僕の人生を抱える最大のトラウマの料理であり、ちっぽけな人生の中で一生忘れられないだろうと言える料理。

この料理と出会ったのは18年前

18歳で工業高校を卒業し就職をした千葉県市原の三井化学。

就職が決まり、人事課の課長だった工業高校の配属面接の際に 仕事をするなら研究部署に行きたいと話をし研究部署に無事に入る事ができた。
そんな 安直に考え配属された研究部署だが 僕の人生がここで変わる。

Sリーダー、SWD兄をはじめ、国内の化学のプロと言われる技術、研究者達に囲まれ片隅でお手伝い(笑)をする場所が僕の仕事だ。

そんなちゃらんぽらんな 夢も定まっていない18歳の若造こと僕。
自分の今後の将来も見越せず、言いたい事を言ってた僕に機会をくれたのがSリーダーだった。

Sリーダーは とにかくチャレンジをさせてくれた。
「隣のSWDさんの様に海外行きたい!」
と無謀にリーダーに懇願すると、
市原工場で行われている英会話教室にグループの推薦で行かせてくれた。

「やる時はしっかりやって、美味しい食事とお酒を飲む!」

これがSさんから学ばせて頂いた仕事をする楽しみだったのかもしれない。

あの時 何て言ってこの冒頭の料理と出会う機会を作って頂いたんだろう。

「海外行くなら アメリカ ヨーロッパに 行きたい!」

とか言ってたのかな。

そんなSリーダーが僕に機会をくれた。
私達の部署のアメリカ、ヨーロッパから駐在の 言わゆるあの歳で言っていた「ガイジン」との 食事会に 現場高卒の僕を誘ってくれた。

海外の駐在社員との食事会

母校自慢になるが僕の卒業した宮城県工業高校は、仙台のホテルを貸し切り テーブルマナーをクラス毎にやる。
一番外側から ナイフとフォークを使って行けばいいんだと 社会人マナーの卒業実技(笑)を卒業間近の高校3年生で行った。

そんなテーブルマナーを知りたての僕が この会社であって初めてそのマナーを実践するチャンスがパイ皮のスープ。

食べ方、このパイの崩し方が分からない。

隣の先輩達は「ガイジン」の駐在達と英語を堪能にかつ悠長に話しながら美味しそうに会食をしている。

あの時 どうやって乗り越したかって 見よう見まねで先輩達の真似をして食事を終えて行ったのを覚えている。

その時のフレンチの味は覚えてないなぁ(笑)

娘から教えられた美味しい物の食べ方

そんな中 急遽 出てきた パイ皮のスープを4歳の娘がフォークで割って 割ったパイを手でつかんで スープに浸して食べていた。
その後、破ったパイをスープに全て浸した方が美味しい!
と思った彼女は スプーンを取り出して浸し、美味しそうに食べて、
「パパこれ美味しい!」
と語りかけてきた。

18の時に 本当の会食の楽しさがわかれば良かったのになぁ。

なんか ジーンと来て、ウィスキー下さい言ってしんみりしてました。

昔話に浸りながらも その後 斜め向かえの長女にテーブルマナーの大切さを口酸っぱく言って教育してたのは隠せない。

「チャンスを掴む事って言うのは大切だ!」

「部下にチャンスを与える事は大切だ!」

マナーを通して家族で語り合い 18年ぶりに味わったトラウマのパイ包みのスープは最高に美味しかった。

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